樹木の影響
以前、環境的に優れている家を担当させて頂いた時のことなのですが、高台で日当たりも最高で、周りに光をさえぎる邪魔な建物もない三階建の建造物でした。
とても理想的な条件のため発電率も期待され問題はないと思いました。
架台の設置角度の理想は30度ですが、敷地高を含めた高さが16メートル近かったので、風の危険性を考え15度としました。
屋根の向きは東南でしたのでそのようにパネルも東南に設置しました。
ちなみに陸屋根でしたので修理や点検もしやすく、足場を作る必要もないので、今後のメンテナンスをしやすいという点でメリットと言えますし、掃除も簡単にできます。
良く皆さんが言われるのですが、実際パネルを水洗いするだけで発電が5パーセント上がりますし、雪が降る地域で有れば除雪もなんなくできるため、雪による影響も最小限に防ぐことができます。
しかし、予想していたより発電量が少なくビックリしたのですが、自宅の電気を賄えないぐらいです。
誤算だったのですが、屋上に突き出した部分が朝日をさえぎり、午前中の光が活用できない状態でした。
それだけでは自家消費をまかなえないほどにはならないと、現地に行ったのですが、どうやら建物裏にある木が年々成長して、光を吸収しているためと考えられました。
以前までは影響のない樹木でしたので、正直あいた口がふさがらなかったです。
まだ発展途上中の製品だとしても、これでは設置した意味がありませんよね。
取り付けてくださっている皆さんのおかげで、太陽光発電も進化を続けることができます。
現在ではあらゆるものがグレードアップしてきているので、迷惑をかけることも少なくはなってきましたが、お客さんの力があってのことだと、再確認させられました。
この方は決して怒る事はなく、研究材料となって逆に良かったと喜んでいました。
私が思ったのは、太陽光発電を導入される家庭はエコに対する姿勢が素晴らしいですね。
ある家庭では雨水をためるタンクを用意して、庭の水捲きに利用することや、生ごみなどを堆肥にするなど、意識が違うなと思う事が多いです。